今回は、歯ブラシで落とせるバイ菌の量をご紹介します。
みなさんは、歯ブラシ以外にフロスなどは使用していますか?
実は、歯ブラシのみで落とせるバイ菌は、約60%と言われています!(クリニカ調べ)
歯ブラシだけでは、歯と歯の隙間が磨きにくくバイ菌が残りやすい状態となっています。
バイ菌が残っていると
・むし歯
・歯周病
のリスクが高まります。
そして、歯垢(プラーク)が石灰化し、歯石になってしまい、よりバイ菌がつきやすい環境につながってしまいます。
溜まったバイ菌のかたまりの歯垢(プラーク)は2~3日で石灰化し始め、放っておくと歯石へ変化します。
「デンタルフロス」を併用すると、残っていた歯と歯の間のバイ菌も取り除けて歯垢除去率は1.5倍になるそうです。(ライオン株式会社調べ)
また、さらに予防するには、「染め出し液」を使用することをおすすめします。
染め出し液を使うと、バイ菌が染まって見えるようになります!
その後は、歯に色がついたところを磨けば良いので、バイ菌をしっかり取り除けて、むし歯や歯周病予防や、歯みがきの時間短縮につながります。
フロスや染め出し液は、歯科医院の受付や市販でも販売していますので、ぜひ併せて使用してみてくださいね。
栗林歯科医院 歯科衛生士 監修