Q.顎が痛くて口が開かない時の対処法は?

A:顎関節症になっている可能性があるので、まずは歯科医院を受診しましょう。

詳しくは下記をご覧ください。

1.口が開かない状態とは
2.顎関節症の種類

1.口が開かない状態とは

最近「急に口が少ししか開かなくなった」という方がよくいらっしゃいます。

口を開こうとしても関節に引っかかって2㎝程度しか開かなかったり、顎の関節から音が出ていたが、音が出なくなったと同時に口が開かなくなることもあります。

この状態を「クローズドロック」と言います。

口が開かなくなった当日、または翌日に受診するのがベストです。
2週間〜数ヶ月など長期間そのまま放置してしまうと、治るまでに時間がかかってしまいます。

2.顎関節症の種類

顎関節症には様々な種類があります。

1)筋肉の痛みによる痛み

クリニックで治療が可能なのは、筋肉の痛みです。
この症状の場合は、ストレッチをすることで改善することが可能です。
根本的な解決方法は、矯正治療などを行うことです。

2)外科処置が必要な痛み

外科治療が必要な痛みは、下記2つです。
・細菌感染による開口障害
・骨折による開口障害

骨折は、交通事故やスポーツで激しく衝突した場合などに、起きることがあります。

ちなみに歯科医院では、口を開き、指が縦に2本入ればメインテナンスをすることは可能です。
しかし、メインテナンスの場合は無理せず、状態が良くなってから受けることをオススメします!

急に痛みが出たり、口が開きづらくなったり、顎かカクカクするなど症状が出た際は、早めに歯科医院に行きましょう。

栗林歯科医院 歯科医師 監修

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