1.ムーシールドのメリット
2.ムーシールドのデメリット
今回は、お子さん用の矯正器具のムーシールドについてご紹介します。
ムーシールドの適応年齢は、11歳未満のお子さんです。
ムーシールドは、受け口・開咬のお子さん用のマウスピースです。
1.ムーシールドのメリット
ムーシールドは、歯並びを改善するために装着します。
ムーシールドのメリットは下記の通りです。
1）3歳～11歳の顎の成長時期に使用することで早期治療ができ、将来的に外科手術をする可能性を低くすることができる
2）マウスピースなので、固定式の装置と違い取り外しができる
3）装着しても痛みがほとんどない
2.ムーシールドのデメリット
ムーシールドのデメリットは下記の通りです。
1）顎の成長時期以外では効果が少ないため、3歳～11歳未満と年齢が限られる
2）舌や口周りに悪い癖があると症状が後戻りしてしまうこともある
（例：舌で歯を押す、口が無意識に開いている）
※この場合は舌と口周りのトレーニング（筋機能療法（MFT））が必要です
3）歯と顎の成長によっては、歯並びが戻ってしまうこともある
お子さんの歯並びに問題があるか心配な方は、まずはお気軽にご相談くださいね。
栗林歯科医院 歯科医師 監修
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