口の中の金属アレルギー

口のなかに、金属がある方は多いのではないでしょうか?
銀歯が保険適応で安価ということもあり、簡単に自分の体に金属を入れる決定をしていませんか?
または、すでに銀歯が入っているから大丈夫ということで銀歯を選択していませんか?
今回は金属アレルギーに関して書いていきたいと思います。

1.アマルガム

現在ほとんど日本では治療で使われなくなった金属ですが、口のなかに残ってしまっている方がいます。
アマルガムは成分のなかに「水銀」を含んでおり、この水銀が全身に影響する慢性疾患の原因となりうるという報告もあります。
なので、口のなかに2,30年前に治療した金属があるという方は1度歯科医院でチェックしてもらった方が良いかもしれません。

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2.金銀パラジウム

いわゆる保険の「銀歯」の材料です。水銀ほどではないですが、体に絶対害がないという保証はありません。
この金銀パラジウムでも金属アレルギーを発症してしまう方がいます。
しかも、すでに銀歯が口のなかにあるからと言って安心はできません。
新しく入れた銀歯の成分がアレルギーのアレルゲンとなってしまい、金属アレルギーが発症する場合もあります。

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次に金属アレルギーの症状について、ご紹介します。

3.口の中の症状

金属アレルギーを発症すると、口内炎や歯の周りの粘膜が白くなったり、舌に炎症が起こったりします。
痛みを伴うものから、自覚症状がほぼ無い場合まで様々です。
気のせいかな?って思っていても、それが口のなかの銀歯が原因という場合があります。

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4.全身の症状

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)と言って、手や足の皮が剥けたり、荒れてしまったりする病気になる方もいます。
他には、脱毛症やアトピー性皮膚炎、頭痛などの症状が出現する方もいらっしゃいます。

掌蹠膿疱症による手の症状

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口腔内の金属を除去して、症状の改善が認められました。

スクリーンショット 2018-03-16 15.20.26のコピー

5.治療

治療としては、金属の除去しかありません。
本数が多い方は大変ですが、すべての金属を取り除いてプラスチックやセラミックの詰め物、被せ物に交換していきます。
治療して症状が改善するまで数ヶ月から数年かかる場合もあるので、ゆっくり経過を見ていかなくてはいけません。
このように、詰め物・被せ物を選ぶときは、ただ白くて綺麗ということだけでなく、汚れがつきにくくなったり、金属アレルギーを防ぐことができるということも考えて選択して頂けばと思います。

栗林歯科医院 歯科医師 監修

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