歯科医師勉強会(歯科衛生士合同)【5月21日】

カテゴリー:Information , 勉強会、セミナー 投稿者:【 Medical Director 】 堀口 紀

【メンバー】

《歯科医師》

栗林研治理事長、津島克哉本院院長、窪田悠第2診療所院長、堀口紀、和田俊一郎、川野裕貴子、高山千穂、

金箱志桜都、大原裕太、星優生、神部賢

《歯科衛生士》

小野寺志穂、森明子、森さくら、阿久沢花帆、新岡みなみ

【内容】

生物学:生物学的幅径、 ICT、炎症のメカニズム

講師 関野 諭 先生(日本歯科大学 生命歯学部 歯周病学准教授)

 

【感想】

今回の勉強会では日本歯科大学生命歯学部歯周病講座の准教授であります関野諭先生を医院にお迎えして、

歯周病についてご講演して頂きました。

関野諭先生は奥羽大学歯学部に入局後、スウェーデンのイエテボリ大学へ留学し歯周病学を専門に学ばれ、

帰国後、日本歯科大学歯周病学講座の准教授として現在に至ります。

日本のみならず世界でもご講演されており、多方面でご活躍されています。

 

歯周組織の生物学的幅径や炎症のメカニズムについて、エビデンス・研究論文ベースでお話しされ、理解が深まりました。

 

関野先生の著書である、『歯周病学の迷信と真実』はエビデンスベースで書かれており、

勉強会に参加したスタッフ全員、こちらの書籍を読み、事前に質問をさせていただきました。

関野先生は質問に丁寧に答えてくださり、日頃の臨床で疑問に感じていたことがクリアになりました。

 

関野先生は10月も当院の勉強会にご講演していただくことになっています。

歯周病について、歯科医師・歯科衛生士がさらに知識が深まり、患者様に安心・安全な歯科治療を提供するように学ばせていただきます。

 

歯科医師勉強会担当:堀口 紀

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歯科医師勉強会(歯科衛生士合同)【4月23日】

カテゴリー:勉強会、セミナー 投稿者:【 Medical Director 】 堀口 紀

【メンバー】

歯科医師

栗林研治理事長、津島克哉本院院長、窪田悠第2診療所院長、堀口紀、和田俊一郎、川野裕貴子、高山千穂、

金箱志桜都、大原裕太、星優生、神部賢

歯科衛生士

小野寺志穂、森明子、森さくら、阿久沢花帆、新岡みなみ

 

【内容】

総論
①カリオロジー(唾液検査):森明子
②ペリオドントロジー (歯周病 新分類):窪田悠
③ナソロジー(骨格診断):栗林研治
④レセプト(歯周治療の流れ・返戻トップ5):川野裕貴子

 

【感想】

今年度は新人4名(歯科医師3名、歯科衛生士1名)が入社し、栗林歯科医院に来院される患者様に

安心・安全な歯科治療を提供するために、虫歯・歯周病・噛み合わせ・レセプトを軸にプレゼンしてもらいました。

各30分と短い時間でしたが、どれもまとまっていて、既存のスタッフも復習になったと思います。

 

1、森明子歯科衛生士によるカリオロジーの講義は

カリオロジーとは、虫歯の成り立ちや原因を研究し予防することで、う蝕を繰り返さない環境づくりをすることが大事という概念をもとに、

患者様に「染め出し」を行う重要性を再認識させる内容でした。

 

2、窪田悠第2診療所院長によるペリオドントロジーの講義は

正常歯周組織とインプラント周囲の歯周組織の構造を比較し、インプラント 部の炎症をみるためにプロービングが必要で、

この際に行うプロービング圧は正常時の半分で行うこと。

歯周病の新分類やBiologic widthの名称が今までと変わるなど、今まで学んできたことをアップデートしていく必要があると感じました。

 

3、栗林研治理事長によるナソロジーの講義は

咬合調整はタッピングのみではなく、側方運動、前方運動をみて、咬頭干渉を起こさないようにすることの重要性を学びました。

 

4、川野裕貴子先生によるレセプトの講義は

歯科医師・歯科衛生士が合同だったので、間違えやすい「歯周治療の流れ」や栗林歯科医院で返戻が多い項目をあげてもらい、

全体に注意喚起することができました。

 

 

歯科医師勉強会担当:堀口 紀

 

 

 

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マウスピース型矯正治療

カテゴリー:Blog , みんなが知りたい“歯”のはなし , スタッフブログ , 栗林歯科医院コラム 投稿者:【 Medical Director 】 堀口 紀

当院の矯正治療はワイヤー矯正(従来型)のみでしたが、昨年からマウスピース型の矯正治療も行うようになりました。

 

当院で行なっているものは Invisalign(インビザライン)です。

 

Invisalign(インビザライン)はマウスピース型の矯正装置の中でも世界シェアNo.1の製品です。

 

そもそもマウスピース型矯正のメリット・デメリットは何かを今回のブログにあげたいと思います。

 

【メリット】

1、透明で目立ちにくい。

2、クリンチェックという治療計画を作成し、患者様・医院側の双方にゴールを可視化することができる。

  コンピューター上で3Dシュミレーションされた治療計画を見ることができる。

3、取り外しが可能のため、歯磨きが楽。虫歯や歯肉炎になりにくい。

4、プラスチック製なので、金属アレルギーの方も矯正治療ができる。

5、少しずつ歯を移動させていくので、ワイヤー矯正よりも比較的痛みが少ない。(使い始めは痛みが出やすい)

 

【デメリット】

1、装着時間が20〜22時間以上を厳守しなくてはならない。(食事の際以外は装着)

2、患者様の協力が必要。(協力がないと治療が進まない)

3、ワイヤー矯正よりも費用が高くなる。

4、歯並びや噛み合わせによりマウスピース型矯正単独では治療できない場合があり、その場合は、ワイヤー矯正が必要になる。

 

 

以上が挙げられます。

矯正相談は無料で行なっております。

また初診の方は当院のホームページからネット予約も可能です。

歯並びや噛み合わせが気になる方は、是非お問い合わせください。


歯周再生療法について 〜抜歯と言われた歯、もしかしたら残せるかも〜

カテゴリー:Blog , Information , みんなが知りたい“歯”のはなし , スタッフブログ , 栗林歯科医院コラム 投稿者:【 Medical Director 】 堀口 紀

最近、一段と寒くなってきました。

体調管理に気をつけてください。

 

 

今回は《歯周再生療法》について話します。

 

歯周再生療法とは歯周病により失われた歯周組織(あごの骨・歯肉・歯の靭帯)の再生を促す治療です。

歯周病により失われた骨と歯肉の間に、歯周組織再生材料を使用します。

歯周病の進行が軽度の場合は、基本治療(歯磨き指導・歯周ポケット内のばい菌除去)で歯周病の進行を止められます。

歯周病の進行が中等度から重度の場合は、

外科的に歯周ポケットの深さを減少させる歯周外科(フラップ手術)手術を行います。

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歯周外科手術では歯肉を切ることで、歯や骨がよく見える状態でバイオフィルム(ばい菌)の除去が行われますが、

この際に歯周組織再生材料を併用・応用することで失われた歯周組織の再生を促す処置が歯周再生療法です。

 

歯周再生療法を行うと以下のメリットがあります。

 

1、歯周ポケットが改善される

 

2、歯槽骨が再生される(歯の動揺を改善できる)

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当院では以下の歯周組織再生材料を使用しています。

 

1、エムドゲイン

エムドゲインとは、エナメルマトリックスという豚の組織から抽出したタンパク質であり、

これを歯周病治療に応用する事で、歯が発生する時と同じ環境を作り出し、歯周組織を再生できる薬剤です。

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2、Bio-oss バイオオス

歯周病で衰えてしまった顎の骨を再生させる方法のひとつが骨移植です。

自分の骨を採取して移植する事が最も理想的ですが、骨を採取すると患者様の負担も大きくなります。

そこで、人間の骨の成分構造によく似た牛の骨を原材料にして骨の再形成を促すのがバイオオスです。

すでに世界各国で歯科治療に使われています。

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3、Bio-Gide(バイオガイド)

バイオガイドはブタの天然コラーゲンを原材料とした吸収性のメンブレン(膜)です。

口腔内の患部をこの膜でおおい、歯周組織の再生を図る目的で使用します。

世界で1996年に発売が開始され、日本では2013年に厚生労働省から安全性と有効性が認められました。

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4、リグロス

歯周組織再生剤リグロスを用いた外科処置は、

歯周病に侵された歯根表面に細胞を増やす成長因子を主成分とした歯周組織再生医薬品を用いて、

破壊された歯周組織の再生を図る治療法です。

こちらは保険治療で行うことができます。

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歯周再生療法を行ったあと、3ヶ月間ぐらい待つと歯周組織が再生してきます。

ただし、適応症が限られている為、術前にしっかりとした診査・診断が必要となります。

ご不明点等ありましたら、是非当院にご相談ください。

 

栗林歯科医院

歯科医師  堀口 紀


ヨーロッパの根管治療の現状

カテゴリー:Blog , みんなが知りたい“歯”のはなし , スタッフブログ 投稿者:【 Medical Director 】 堀口 紀

今年の6月にスウェーデンのイエテボリに研修に1週間行ってきました。

 

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スウェーデンに日本からの直行便がないので乗り継ぎを含めて15時間くらいです。

 

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イエテボリという街の主な交通機関はトラムという路面電車です。

大学までこのトラムに毎日乗っていました。

 

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ここはイエテボリの中で「Haga地区」と言われる場所で、石畳みになっていて昔のヨーロッパの雰囲気を感じられるところでした。

 

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スウェーデンでは6〜9月まで白夜となっていて、

上の写真は夜23時に撮ったものです。とても明るかったです!

 

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こちらがイエテボリ大学です。スウェーデンでは4つの大学しか無く、全て国立です。

ここで5日間、根管治療について勉強しました。

では、根管治療についてお話しします。

根管治療とは何かは、以前、みんなが知りたい“歯”の話のブログのなかにもありますので

詳しく知りたい方は以下のタイトルをクリックしてください。

 

根管治療について

 

根管治療の流れ ~なぜ治療に時間がかかるの?

 

スウェーデンでは20歳までは国の社会保障で医療費は無料です。

その代わり税金が高く、国民健康保険が無いため、すべて自費(私費)になっています。

20歳までに虫歯になることはほとんどないそうです。

なので、大学病院に根管治療で来院される患者様は40、50代が多く、再治療が多いそうです。

また根管治療で歯を保存する場合でも高額な治療費になります。

 

このようなことを踏まえて

まずは虫歯にならないようにすることが大事です。

予防に関しては、みんなが知りたい“歯”の話のブログの

 

歯科検診を通じての虫歯・歯周病予防

 

をクリックしてください。

 

予防していて、虫歯になってしまったら今度は「歯の神経を残す」ということが大事になってきます。

 

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一時的な痛みは生活に支障がなければ、そのまま様子を見ることをお勧めします。

 

それでも痛みがある場合は

神経を取る、根管治療が必要になってきます。

根管治療をする場合は、細菌の感染を抑えることが大事になってきます。

細菌の侵入を防ぐために、滅菌した器具やラバーダム防湿をする必要があります。

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当院の滅菌レベルも高いものを使っています。

 

 

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当院では根管治療の際は必ずラバーダム防湿をしています。

唾液の中には無数の細菌があるので唾液(細菌)の侵入を防ぎます。

 

根管治療の目標(ゴール)は

歯の中の神経が入っている管(根管)の中のバイオフィルム(細菌)を無くすことが目標になります。

 

そのためにはしっかり洗浄・消毒が必要になります。

 

何回か繰り返し、バイオフィルム(細菌)が無くなれば、

 

根管の空洞(隙間)を埋めるために、最終的なお薬を入れて終わりになります。

 

 

 

 

 

スウェーデンに行っていみた感想は

1、長年の研究データに基づいて根管治療を行っている。またバイオロジー(細菌学)の考え方がベースになっている。

2、滅菌レベルが高い。

3、スウェーデンの歯科治療と日本の歯科治療は同じこともあったが、経済的な問題も関わっている。

 

当院でもスウェーデンと同じような治療レベルを提供できている部分もありますが、

より質の高い治療を提供できるよう、

今回学んできたことを、スタッフ全員で共有していきたいと思います。

 

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歯周病予防 〜健康を保つ秘訣〜

カテゴリー:Blog , みんなが知りたい“歯”のはなし 投稿者:【 Medical Director 】 堀口 紀

今まで歯周病についてお伝えしましたが、

 

2017年12月に日本歯周病学会があり、

 

インプラント周囲炎の問題が取り上げられていました。

 

インプラント周囲炎については、前回窪田院長のブログで書かれているので、

 

割愛させていただきます。

 

詳しくはこちらのブログを開いてください。

↓ ↓

みんなが知りたい“歯”のはなし:インプラントにはメインテナンスが大事!!

 

 

日本歯周病学会でも発表がありましたが、歯周病で歯がなくなってしまった後に、

 

インプラントをするとインプラント周囲炎になりやすいです。

 

そのためにはメインテナンス(検診)で

 

セルフケア(自己管理:毎日の歯磨き)とプロフェッショナルケア(歯科衛生士管理:歯科医院に行ってクリーニング)

 

が必要です。

 

そもそも歯周病にならなければ、歯を失うこともなく、

 

インプラントを入れた後で、インプラント周囲炎になることもないので、

 

“ 予防する ”ということが必要です。

 

栗林歯科医院では3ヶ月に1度、心配な方は2ヶ月に1度の検診(メインテナンス)を行なっております。

 

また歯周病は歯の周りの顎の骨を溶かしてしまい、支えている骨がなくなると歯が揺れて抜けます。

 

顎の骨の状態は見た目で判断が付かないので、

 

1年に1度はレントゲンを撮ることを勧めています。

 

 

 

 

さらに、お口の中の写真(口腔内写真)も、1年に1度撮影して記録に残します。

 

細かく写真を撮りわかりやすく説明することができます。

また、過去の写真と現在の写真を比較することが可能です。

 

 

 

 

歯周病を見つけるるためには、検査が必要です。

歯周病は特に初期の段階では自覚症状がほとんど出ないので、歯科医療機関での検査を受けないと正確な診断をすることはできません。

当院では分かりやすい情報提供と患者様ご自身の理解を深めていただくため、

Dental X(デンタルテン)というツールで、患者様の歯やお口の中全体の状態を

「分かりやすいイラスト付きの診断書」としてまとめたレポートのプリントアウトをお渡ししております。

診療後にご自宅でも確認していただくことで、より深く今の状況を理解していただき、

大切な歯を健康に守っていく環境を一緒につくっていけると考えています。

歯周病の検査はプローブと言われる探針を歯と歯茎の隙間に入れて行います。

 

歯を支える骨がどれだけあるかを数値化されることで、歯周病の有無を診断します。

 

 

 

検査が終わったら、

当院ではスイス・EMS社製の超音波スケーラーで、歯の表面や歯と歯茎の間にある歯垢や歯石を痛みなく取り除きます。

 

 

 

またスイス・EMS社製のエアフローと呼ばれるクリーニング機器で、

安全性の高いアミノ酸パウダーを歯に吹き付けることにより、虫歯の原因となる歯垢を痛みなく取り除きます。

 

 

当院での検診(メインテナンス)はこのような流れで行なっていきます。

しかし、除去した瞬間からすぐに増殖します。

バイ菌を減らして歯周病を悪化させないように、安定させることが大事になってきます。

予防のためには、

セルフケア(自己管理:毎日の歯磨き)とプロフェッショナルケア(歯科衛生士管理:歯科医院に行ってクリーニング)の

2つのケアが必要になります。

2〜3ヶ月に1度の定期検診(メインテナンス)を兼ねた

医院でのクリーニングを行う事が必要です。

 

 


歯周病について〜歯周病が引き起こす病気・その病気は歯周病が原因かも〜

カテゴリー:みんなが知りたい“歯”のはなし 投稿者:【 Medical Director 】 堀口 紀

歯周病はお口の中だけの病気と思っていませんか?

実はお口の中だけの病気ではありません。

歯周病が体にもたらす影響または体が歯周病に与える影響があるという研究が進められて、

歯周病と体の因果関係があることがわかってきました。

 

歯周病と関連がある以下の5つの症状を紹介します。

1、糖尿病

2、心血管疾患

3、早産・低体重時出産

4、肺炎

5、骨粗鬆症

 

 

1、糖尿病

糖尿病の人は歯周病になっている方が多いです。

それは糖尿病によって血糖値が下がると、免疫力が下がり、歯周病になると言われています。

また歯周病から糖尿病に罹ってしまうことも研究でわかってきました。

 

2、心血管疾患

歯周病の細菌が動脈(血管)内でプラーク(細菌の塊)を作り、血管壁が厚くなり、血管を狭くなります。

血管が狭くなると詰まりやすくなるので、

動脈硬化が起きやすくなります。

そうなると、歯周病から心筋梗塞や狭心症・脳梗塞を引き起こす可能性があります。

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3、早産・低体重時出産

妊娠すると女性ホルモンが大きく関わっているので歯肉炎・歯周病になりやすい時期です。

また妊娠中に歯周病にかかると血管内に歯周病の毒素が入り込み、

子宮の収縮を促進するするため、早産や低体重時出産(未熟児)の可能性が高まります。

健康な赤ちゃんが生まれるために、歯周病の予防は大事になってきます。

 

4、肺炎

歯周病になっていると口から食べ物が入った時に、歯周病菌が肺に入り込み肺炎になります。

高齢者の場合、誤嚥性肺炎になる場合もあるので、それも歯周病菌が関係していると言われています。

 

5、骨粗鬆症

エストロゲンという女性ホルモンの欠乏により骨粗鬆症になりやすくなります。

骨がもろくなると歯を支えてる顎の骨ももろくなり、歯周病の進行が加速すると言われています。

 

 

以上のように、歯周病はとても怖い病気です。

歯周病にならないために予防が必要です。

また現在歯周病の方も悪化しないようにコントロールする必要があります。

歯周病の検査・定期検診は、ぜひ当院にお越しください。

 


歯周病について 〜治療編〜

カテゴリー:Blog , みんなが知りたい“歯”のはなし 投稿者:【 Medical Director 】 堀口 紀

【目次】

歯周病の治療って何するの?

1)初期治療

2)外科治療

3)メインテナンス

 

 

歯周病の治療って何するの?

 

前回の「歯周病について」のブログで、

歯周病の診断は「歯と歯茎の隙間が5mmで出血がある」と歯周病と診断します。

とお伝えしました。

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では、もしご自身が歯周病だと言われたら、そのあとの治療はどのように進めていけば良いのでしょうか?

歯周治療の流れは以下のように進みます。

 

歯周検査(審査・診断)

初期治療

↓ 1ヶ月後

再評価(検査) → メインテナンス

外科治療

↓ 2ヶ月後

再評価(検査)

メインテナンス

 

1)初期治療

歯周病の治療はまず初期治療から始めます。また初期治療は担当の歯科衛生士が行います。

内容は以下の通りです。

1、正しい歯磨き指導(プラークコントロールを上げる)

2、歯茎より上の汚れを取る

3、歯茎より下に溜まっている汚れを取る

 

1、正しい歯磨き指導(プラークコントロールを上げる)

歯周病の原因はバイ菌です。

そのバイ菌は、歯垢(プラーク)とも呼ばれています。

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この歯垢は、お風呂の排水溝や三角コーナーのヌルヌルと同じで

水をかけてもたわしやスポンジなどでこすらなければとれません。

それと同じでお口の汚れもうがいや薬では落ちないので、正しく歯ブラシを使わないと落ちません。

普段使っている歯ブラシを持参していただき、担当の歯科衛生士が正しい歯磨きの仕方を教えます。

 

2、歯茎より上の汚れを取る

歯茎より上に付いている汚れは

「歯垢と歯石」

があります。

歯石は歯垢(プラーク)が石みたいに硬くなって(石灰化)しまった状態です。

この歯石になってしまうと歯ブラシだけでは落ちません。

またこの歯石はザラザラしてるので、歯石の上にさらにバイ菌が付きます。

 

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当院ではスイス・EMS社製の超音波スケーラーで、歯の表面や歯と歯茎の間にある歯垢や歯石を痛みなく取り除きます。

 

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またスイス・EMS社製のエアフローと呼ばれるクリーニング機器で、

安全性の高いアミノ酸パウダーを歯に吹き付けることにより、虫歯の原因となる歯垢を痛みなく取り除きます。

 

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3、歯茎より下に溜まっている汚れを取る

歯と歯茎の溝の深さが深いと歯垢・歯石がどんどん溜まりやすくなります。

歯茎より上の汚れを取るときと同じように、

スイス・EMS社製の超音波スケーラーで、歯の表面や歯と歯茎の間にある歯垢や歯石を痛みなく取り除きます。

歯茎の溝は歯ブラシでは届きにくい部分なので専用の細い器具を使って定期的に除去していく必要があります。

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2)外科治療

初期治療が終わって1ヶ月後に再評価(検査)をします。

ここでも「歯と歯茎の隙間が5mm以上で出血がある」と外科治療をオススメします。

初期治療では、歯と歯茎の隙間が深い場合、

歯茎で覆われている部分を直接目で見て確認できる範囲には限界があり、

歯石やバイ菌の完全な除去ができず、取り残しが発生してしまいます。

外科治療は担当の歯科医師が行います。

外科手術のメリットは、

1、歯肉を開く事により直視下で、歯石やバイ菌を確実に取れます。

2、歯茎が下がるので、ご自身で歯磨きがしやすくなります。

逆にデメリットは、

1、外科なのでご自身の体の負担が大きい。

2、歯茎が下がることで、見た目(特に前歯)や知覚過敏の問題が出る可能性があります。

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外科治療前

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外科治療後

 

症状や治療の内容によっては保険適用が可能ですので、担当医にご相談ください。

 

 

3)メインテナンス

頑張って歯周病の治療が終わっても、バイ菌はお口の中から死滅することはありません。

除去した瞬間からすぐに増殖します。

バイ菌を減らして歯周病を悪化させないように、安定させることが大事になってきます。

予防のためには、毎日の歯ブラシに加えて、2〜3ヶ月に1度の定期検診を兼ねた

医院でのクリーニングを行う事が必要です。

 

 

 

 

 


歯周病について

カテゴリー:Blog , みんなが知りたい“歯”のはなし 投稿者:【 Medical Director 】 堀口 紀

【目次】

1、歯周病とは

2、歯周病の進行レベル

3、検査(審査・診断)

 

 

1、歯周病とは

歯周病は歯垢や歯石の中の細菌が原因でおこる、歯茎の炎症や、歯を支える骨を破壊してしまう病気です。

痛みがなく進行するので気付きにくく、早い人ではすでに10代から発症し、

60代では約50%の人たちが歯周病にかかっています(出典:厚生労働省 歯科疾患実態調査 平成23年より)。

また2005年に全国2000余の歯科医院で行われた抜歯の原因調査結果では、

歯が失われる原因で最も多かったのが「歯周病」(42%)で、虫歯よりも多い結果になりました。

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歯周病はとても怖い病気なのです。

さらに歯周病菌が糖尿病、心疾患などの全身疾患や妊婦にも影響を与えることが明らかになっています。

初期段階では自覚症状がほとんどありませんが、

「歯磨きのときに歯茎から血が出る」・「口臭が気になる」・「歯がぐらつく」・「歯茎が腫れている」等は

歯周病のサインです。

放っておくと歯が抜け落ちてしまうので、早期の治療と毎日の予防が大切です。

2、歯周病の進行レベル

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3、検査(審査・診断)

歯周病を見つけるるためには、検査が必要です。

「1、歯周病とは」の項目で述べたように、歯周病は特に初期の段階では自覚症状がほとんど出ないので、

歯科医療機関での検査を受けないと正確な診断をすることはできません。

当院では分かりやすい情報提供と患者様ご自身の理解を深めていただくため、

Dental X(デンタルテン)というツールで、患者様の歯やお口の中全体の状態を

「分かりやすいイラスト付きの診断書」としてまとめたレポートのプリントアウトをお渡ししております。

診療後にご自宅でも確認していただくことで、より深く今の状況を理解していただき、

大切な歯を健康に守っていく環境を一緒につくっていけると考えています。

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歯周病の検査はプローブと言われる探針を歯と歯茎の隙間に入れて行います。

歯を支える骨がどれだけあるかを数値化されることで、歯周病の有無を診断します。

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歯周病の診断は「歯と歯茎の隙間が5mmで出血がある」と歯周病と診断します。

また検査では歯の揺れ(動揺)やお口の中の写真(口腔内写真)、レントゲン写真を撮影します。

お口の中の写真(口腔内写真)は、1年に1度撮影して記録に残します。

細かく写真を撮りわかりやすく説明することができます。

また、過去の写真と現在の写真を比較することが可能です。

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レントゲン写真は撮影することで骨の状態を確認できます。

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またデンタル14枚法という14枚に分けて細かくレントゲン撮影することで、歯の間の虫歯や骨の状態を詳しくみます。

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当院ではいつでもこのような検査を受けることができます。

所要時間は30〜60分ほどです。

費用は保険診療で3000円以内です。

「歯磨きのときに歯茎から血が出る」・「口臭が気になる」・「歯がぐらつく」・「歯茎が腫れている」

「最近、歯医者で検診してないな」、「歯周病のことが心配で見て欲しい」 等

少しでも気になるところがございましたら、ぜひ当院へいらして下さい。

医療法人社団 栗林歯科医院   堀口 紀


毎年恒例♪

カテゴリー:Blog , スタッフブログ 投稿者:【 Medical Director 】 堀口 紀

こんにちは。歯科医師 堀口です。

 

昼と夜の寒暖差があって、着る服に困っています。

 

寒さを吹き飛ばすようにこの時期になると恒例となるコンサートに行きます。

 

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大好きな安室奈美恵さんのライブです!

 

今年で安室ちゃんのライブに行くのは5回連続で行っています。

 

5年前から行っていますが、アラフォーとは思えないほどスタイル抜群で、

 

鳥肌が立つくらい可愛いかったです♡

 

 

今年は88公演の全国ツアーにもかかわらず、元気な安室ちゃんを見れて、とてもハッピーな気持ちになりました。

 

 

ライブ中もクリスマスカラー全開でした!

 

今年はオリンピックやデスノート・ドラマのテーマソングをたくさん出していたので、とても盛り上がりました。

 

 

無事、見納めができました。

 

また来年も見に行きたいです!

 

【お口の悩みQ&A】

Q:乳歯で虫歯が大きく、神経を取る処置をすることになりました。永久歯に問題はないのですか?

 

A:問題はありません。

乳歯とその後に生えてくる永久歯は別物です。

神経を取らずにそのままにしておく方が、その後生えてくる永久歯のエナメル質の成長に影響が出ます。(エナメル質形成不全)

関係ないからと安心しないで、子供のうちから虫歯にさせないように、予防・検診を積極的に行ってください。

当院ではお子様の検診は30分時間をとって、診させていただいています。

予防でフッ素塗布やシーラントも行っています。

お電話でのご予約をお待ちしております。