みなさん「腸活」をご存知ですか?
腸内環境のバランスを良い状態にするための活動のことです!
腸内細菌は働きによって3つに分けられ、善玉菌(悪玉菌の増殖を防ぐ)・悪玉菌(腸内の有害物質を増やす)・日和見菌(善玉菌が多いと無害で悪玉菌が多いと有害物質を増やす)があります。善玉菌30〜40%、悪玉菌10%、日和見菌50%〜60%が理想の割合とされており、この状態を目指して腸活しましょう!
腸内環境を整えることで得られるメリットとして、以下のことが挙げられます。
●便秘になりにくい
→大腸菌内の善玉菌の働きで腸ぜん動運動が活発となり、便意を促すため便秘解消につながります。
●免疫力アップ
→腸には、病原菌やウイルスなど有害なものを身体から排除する役割を担う免疫細胞の50%以上が集まっています!腸を整えることで免疫強化につながると考えられています。
●肥満を予防できる
→腸内環境を整えると、短鎖脂肪酸がしっかり作られるようになります。短鎖脂肪酸は、エネルギー代謝をコントロールする役割があるため、肥満予防に効果があるといわれています。
●肌トラブルの改善が期待できる
→日本農芸化学会において発表された研究では、腸内環境を整えることで「肌のニキビ・赤み・乾燥などの自覚症状が改善した」と感じる方が多くいたと言われています。
ほかにもストレスを軽減させる、睡眠の質が向上するなど、腸活には様々なメリットがあると考えられています!
腸活の方法として食事、運動、マッサージ、ストレスケア、生活習慣の改善など様々ありますが、今回は食事で行う方法をご紹介します。
食事で行う腸活では善玉菌を腸に届け、育てることが必要です!善玉菌を含む(プロバイオティクス)食材として主に、ヨーグルト、味噌、納豆、キムチなどがあげられます。また、善玉菌のエサになる(プレバイオティクス)食材として主に野菜やきのこ類などの食物繊維を多く含むもの、バナナ、キャベツなどがあげられます。この2つを同時に摂取することで効果的に腸内環境が整うと言われ、この相乗効果をシンバイオティクスと呼びます。
お手軽にできる組み合わせとしてヨーグルトにはちみつとバナナを入れたり、ワカメときのこ類の味噌汁などがあります。シンバイオティクスを意識しながら、食べやすい組み合わせを見つけてぜひ色々な食材を取り入れましょう!
【参考文献】
①https://www.morinagamilk.co.jp/download/index/4794/120322-2
②https://kenko.morinagamilk.co.jp/user_data/column_03













