普段の歯磨き、もしかしたら歯や歯茎を逆に傷つけているかも?!正しい力加減ってどのくらい?

こんにちは!歯科衛生士の工藤です。
普段、何気なく行っている歯磨きですが、実は”力の入れすぎ”が原因で歯や歯茎を逆に傷つけてしまってる人、意外と多いんです!今回は正しいブラッシング圧(力加減)についてお話していきます。

力を入れすぎるとどうなるのか?

「汚れをしっかり落としたい!」そう思ってゴシゴシ磨いている方もいらっしゃるかと思います。ですが、その力が入りすぎているとこのようなトラブルが起こる可能性があります。
①歯ぐきが下がってしまう(歯肉退縮)
②知覚過敏になりやすくなる
③歯の表面の部分(エナメル質)が削れる
④歯ブラシの毛先がすぐに広がってしまい、清掃効果ダウン
頑張っていたつもりが、かえって歯や歯茎を傷つけてしまう事もあるんです。

正しいブラッシング圧ってどのくらい?

理想的なブラッシング圧は、「150〜200g」と言われています。簡単に言うと、「歯ブラシの毛先がほんの少ししなる程度、毛先が広がらない程度」になります。
特にお子さんや高齢の方の歯茎はデリケートなので、力加減には特に注意が必要です!

適切なブラッシング圧で磨くためには

適切なブラッシング圧で磨くには以下のコツを参考にしてみてください!
①歯ブラシをグー持ちせず、ペンを持つ時と同じように握る!
②磨く時、鏡を見ながら動かし方、磨いている時の力加減をチェックする!
③歯ブラシの毛先がもしも広がってきたら「力が強いサイン」!
④電動歯ブラシの場合は当てるだけ!動かさなくても大丈夫!

歯磨きは、力強くゴシゴシ磨くのが良いのではなく、「丁寧に」磨くことが1番大切です。正しいブラッシング圧で丁寧に歯磨きする事がむし歯・歯周病の予防にも繋がります。「歯茎が下がってきたような気がする」「冷たいものが染みる歯がある」そんな方はブラッシング圧が原因の事もありますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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