食事の工夫で夏バテ対策!

暑い日が続いていますがみなさんいかがお過ごしでしょうか?
暑い日が続くと体がだるい、食欲がない、疲れがとれないなどといった夏バテの症状が出てきます。
今回は夏バテが起こる原因と対策について説明します。対策方法を知って元気に夏を乗り切りましょう!

夏バテの主な原因として、寒暖差のある室内外の出入りによる「自律神経の乱れ」、食欲低下による「栄養状態の悪化」、熱帯夜による「睡眠不足・疲労蓄積」などが挙げられます。

今回は食事でできる夏バテ予防について紹介します!
夏バテを防ぐためには大前提にバランスの良い食事が大切ですが、効果的な栄養素があります!それはビタミンB1、ビタミンC、アリシン、クエン酸です。
それぞれの役割について説明します。

ビタミンB1は炭水化物に含まれる糖質をエネルギーに変える酵素を助け、筋肉の疲労回復・体力温存、持久力の維持などの効果があります。
疲労回復の効果があり、夏バテの予防にも重要なビタミンです。
→豚肉、うなぎ、ピーナッツなど。

ビタミンCは活性酸素(過剰になると老化や疲労の原因になる)の働きを抑えることによってコラーゲンの生成を促進し、粘膜や皮膚の維持、ストレス耐性の向上、疲労回復などの効果をもたらします。

→キウイ、パプリカ、水菜など

アリシンはビタミンB1の吸収率をあげる効果があります。アリシン、ビタミンB1を含む食材を使用して効率よくビタミンB1を摂取しましょう!

→ネギ、にんにく、ニラなど

クエン酸は疲労物質である乳酸を体内で分解して新陳代謝を促進してくれる働きを持っています。
例えば運動をしたあとに身体が疲れている時は、体内に乳酸がたまっている状況が予想できます。そういった時にクエン酸は体内の乳酸成分の分解や新陳代謝を助けてくれる働きがあります。

これらの栄養素を摂取できる包丁も火も使わないさっぱりレシピを紹介します♪

【材料】

・豚肉 150g
・水菜 1束
・もやし 100g(1/2袋)
Aポン酢 適量
A梅干し 1つ
Aにんにく 1センチ

【作り方】

Aは全て混ぜておく
①水菜を1口大にハサミで切る
②耐熱皿にもやし、水菜、豚肉の順で重ねる
③5分レンジでチン
④火が通ったらAをかけたら完成

洗い物や調理工程も少なく、火も使わないので夏におすすめです!豚肉の脂が気になる方はお湯でサッと茹でて他の材料と和えても大丈夫です。ぜひ作ってみてください♪

また、夏野菜も積極的に食べていただきたいです!夏野菜には体を冷やす効果があり、旬の野菜のため栄養価が高いので積極的にとりましょう!

【参考文献】
https://housefoods.jp/data/curryhouse/enjoy/summer_vegetable.html

https://beebody.jp/article/09130/

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