大豆とお肉は一緒!?

豆腐は大豆から作られており、また「畑のお肉」と呼ばれています!
ではなぜ、大豆がお肉となるのでしょうか?

そこで大豆と他の野菜との100gあたりの栄養成分を比べてみましょう!
他の野菜と比べてみると、たんぱく質が約10〜20倍多いことが分かります。
植物に含まれているたんぱく質を「植物性たんぱく質」といい、それが他の野菜と比べて豊富なことから「畑のお肉」と呼ばれるようになりました!
これは、生の豚バラ肉100gとほぼ同じ量です!

また、大豆には大豆イソフラボンという栄養素が含まれており、女性ホルモン(エストロゲン)のバランスを整える効果があります。エストロゲンは思春期から増加し、40歳頃までは比較的高い量を維持していますが、更年期にあたる45〜55歳頃から急激に減少していきます。
エストロゲンは骨の吸収を抑制していますが、減少すると骨吸収が促進され骨が脆くなります。結果、骨密度が低下し骨粗鬆症になるリスクが高くなります。そのため、今のうちから対策を知っておきましょう!

ここでは、お手軽で簡単にイソフラボンを摂取できる方法をご紹介します♪

豆乳を飲むことでいつでも手軽にイソフラボンを摂ることができます!しかし、バナナ味などの豆乳飲料に分類される商品は砂糖が多く含まれているため、無調整豆乳の方がおすすめです。
1日コップ一杯(約200ml)を目安に飲むようにしましょう!
⚠️健康的な食品でも、摂りすぎは逆に病気のリスクを上げる可能性もあるので注意しましょう⚠️

サプリメントの方が手軽でより効果的かもしれませんが、過剰摂取により、ホルモンバランスが乱れてしまう可能性があるため食品から摂るようにしましょう♪
また、他の野菜に比べてエネルギー・脂質も多く含まれているため、食べ過ぎに注意しましょう。小鉢サイズで食べるのがおすすめです!

また、豆腐と名前のつく食品として、杏仁豆腐・胡麻豆腐・卵豆腐などがありますが、これらは『豆腐』には分類されません!豆腐は大豆とにがりで作られますが、杏仁豆腐は杏仁粉とゼラチン、胡麻豆腐は胡麻と葛粉、卵豆腐は卵と出汁で作られています。
名前の由来はどれも形が豆腐に似ていたことから名付けられたそうです♪

普段何気なく食べている食品でも身体にいい栄養素が豊富に含まれています。普段の食事・食品から満遍なく摂るようにしましょう!

【参考文献】

大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/h0202-1a.html R6年7月6日参照
公益財団法人 日本食品化学研究振興財団
https://www.ffcr.or.jp/tenka/list/post-11.html#list_04 R6年7月8日参照
大豆イソフラボンの安全な摂取目安量の設定の検証
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/06/dl/s0616-3c05.pdf R6年7月8日参照
文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html R6年7月16日参照

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