「グルテン」って体に悪い?

グルテンという言葉を聞いたことはありますか?
よく「グルテンフリー」という言葉を最近はよく聞きますよね!

グルテンとは小麦に含まれるたんぱく質の1つでパンや麺、ビールやケーキなどの洋菓子に多く含まれています。

また、グルテンは小麦アレルギーの原因物質です。

グルテンの特徴として、人によっては相性が悪いこともあり、腹痛、下痢、倦怠感を引き起こす場合もあります。
もしこのような症状がある場合はグルテンフリーを選ぶと症状が改善されることもあります!

ではグルテンフリーはそれ以外にも良いことがあるのでしょうか?
実はグルテンフリーは非グルテンフリーよりも栄養価が低い場合があります。
また、栄養価(特に食物繊維)が低いことからグルテンフリーは食後の血糖値が上がりやすかったり、腸内の善玉菌が減り、悪玉菌が増えるといった腸内細菌叢に悪影響を及ぼしたりする可能性もあります。
そのため、特にグルテンによって悪い症状が無い方はグルテンフリーを選ぶ必要は無いです!

ちなみにグルテンが含まれたパンの中でも、ライ麦パンや全粒粉パンは血糖値が上がりにくく、ロールパンや食パンは血糖値が上がりやすいです。血糖値の上がりやすいパンを食べる際には、血糖値の急上昇を防ぐ働きのある野菜も一緒に摂りましょう◎

【参考文献】

小倉有子「過剰なグルテン除去が与える影響について」

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