Q.腸内環境を良くする方法は?

A.「善玉菌そのものを食べること」と「善玉菌のエサを食べること」です。

腸活で、腸内環境を良くする秘訣は、「善玉菌そのものを食べること」と
「善玉菌のエサを食べること」の組み合わせが大切です。

1.「善玉菌そのもの」を食べる

善玉菌そのものとは、納豆、ヨーグルト、チーズ、味噌、キムチ、ぬか漬けなどといった乳酸菌や納豆菌、ビフィズス菌などの善玉菌が多く入っている食品のことです。

善玉菌は、腸内にある程度の期間は存在できますが、住み着くことはないとされています。
そのため、食品から摂取して、腸内へと補充してあげましょう。

2.「善玉菌のエサ」を食べる

善玉菌のエサは、野菜や海藻、果物などに豊富に含まれている食物繊維やオリゴ糖のことです。

食物繊維やオリゴ糖は、消化や吸収がされにくく、大腸まで届きやすいです。
大腸までしっかり届くことによって、善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やすはたらきがあります。

3.善玉菌が増えると起こること

体の中に善玉菌が増えると、下記のことなどが期待されています。
1.腸のはたらきが活発になる(便秘の改善に役立つ)
2.食中毒菌や病原菌の増殖を防ぐ
3.免疫機能を高める

善玉菌×善玉菌のエサの組み合わせ方として、
・フルーツヨーグルト(はちみつを入れても良いです◎)
・わかめの味噌汁
などがあり、毎日の食事に手軽に取り入れることができます。
その他の組み合わせ方も、色々探してみてくださいね。

参考文献
腸内細菌と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

ヤクルト中央研究所

納豆摂取がヒト腸内フローラおよび腐敗産物に及ぼす影響

YP97ヨーグルトのヒト便通, 便性糞便内菌叢に及ぼす影響 (II)

プレバイオティクスと腸内フローラ

難発酵性食物繊維である低分子化アルギン酸Naと発酵性食物繊維である水溶性コーンファイバーを組み合せた飲料の腸内フローラに及ぼす効果の検討

栗林歯科医院 管理栄養士 監修

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