オーストリア・ウィーン Medical University of Vienna 2月8日(金) 午後

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午後からは、ウィーン大学矯正科の教授の講義でした。
講義のテーマは、咬合性外傷でした。
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講義内容は、ケースというよりもリサーチが多かったです。
咬合性外傷に関しては、岡本浩先生のアドバンストコースを受講していたのでかなり理解しやすかったです。
ありがとうございます、岡本先生。
4月から岡本先生と一緒に、再びイタリアのリンデ先生のクリニックへ研修に行くので楽しみです。
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咬合性外傷の歴史には、必ず


1965年のグリックマン先生のリサーチ


1979年のウェアハング先生のリサーチが出てきます。






そして、、、、



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リンデ先生のリサーチも出てきます。
簡単にいえば、プラークコントロールが大事だという事です。
しっかりとした歯周治療を行いプラークコントロールを徹底すれば、咬合性外傷により骨の吸収は起こらないという事です。
もし、エックス線上で透過像があっても、それは可逆的であるという事です。
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インターディシプリナリーをやる上では、矯正治療は欠かせないのですが、その事前の治療として歯周病治療は欠かせません。



矯正治療によって歯を移動させた時に、歯周病治療を終えていないと、矯正力を加えた場合に歯周病を悪化させる事になります。




安香先生が、常に矯正治療を行うにあたり、プラークコントロール(口腔衛生指導)を意識するのはここに答えがあります。




栗林歯科医院では、歯科医師勉強会と歯科衛生士勉強会で、咬合性外傷に関して情報を共有しましたが、今一度、考え直す必要があるかもしれません。
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