BOTAログ 2016.9
まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
こんにちは、第2診療所・院長の窪田悠です。
昨年9月1日に栗林歯科医院は第2診療所を増設し、そして先日で1周年を迎えました!!
第2診療所の特徴としましては、全室個室であること・セミナー室があることです。
個室であることで患者様のプライバシーをより守ることができます。
ただし、逆に個室でない方が良いという患者様は本院もありますので、それは何なりとおっしゃってくださいね。
また、セミナー室があることにより、地域住民の方への啓蒙活動等にも役立てることができると考えております。
先日も、夏休み期間中に、小学校低・高学年向けに実験教室を行ったりしました。
そして先日、第2診療所の歯科医師・歯科衛生士・栗林研治理事長と、ささやかながら1周年ということで食事会をしました。
新しい仲間も増え、さらに頑張っていけたらと思っております。
これからも、栗林歯科医院を何卒よろしくお願いします!!
さて、歯科Q&Aです。
Q.なぜ歯科医院でのメインテナンスは必要なのですか?
A.
まず、大前提として、日本の歯科医院での治療は、再治療の方が多いというのが現状です。
上の円グラフが示すように、再治療が歯科治療全体の65%を占めるというデータもあります。
では、再治療をすることで、歯はどのような一生を過ごしていくのでしょうか?
下に、歯の一生を図にしたものがあります。
果たして、治療をすることが、歯を残すことに繋がっているのでしょうか?
下の図は、日本のDMFT指数をグラフにしたものです。
DMFT指数というのは、
D:未処置の虫歯
M:虫歯によって無くなった歯
T:虫歯で処置した歯
を示します。
1963年と2011年の折れ線グラフがあまり変わらない
=50年ほどの間、日本人の口腔内はあまり変わっていないということです。
では、考えられる原因は何か?
下の図は、予防先進国のスウェーデン・アメリカ・日本の定期メインテナンス受診率を表したものです。
日本での定期メインテナンス受診率は、たっとの2%!!
車も、きちんとメインテナンスしていないとすぐ壊れるのと一緒で、お口の中も定期的にメインテナンスをしないと悪くなる一方です。
虫歯になったらすぐに歯科医院に行くのではなく、虫歯・歯周病にならにように、なる前に歯科医院に行く!!
これからは、このような時代にしていく必要があると思います。
そのためにも、栗林歯科医院はさまざまな改革を起こしていこうと思っております。
色々な変化があると思いますが、どんどんアナウンスしていきますね!
これからも栗林歯科医院をよろしくお願いいたします。
記事執筆者

歯科医師の窪田悠です。 多くの方々に口腔健康を提供できるよう、 口腔健康観のさらなる向上と 質の高い治療を提供してきたいと思っております。 何卒、よろしくお願いいたします。