- ホーム
- Blog
- スタッフブログ みんなが知りたい“歯”のはなし
- 栗林歯科医院の根管治療 〜歯科用顕微鏡の…
栗林歯科医院の根管治療 〜歯科用顕微鏡の世界〜
皆様、こんにちは。台風が去り暑い日が続きますがいかがお過ごしですか!?
実は、私は広島出身です。
先日、西日本豪雨によって多大なる被害を受けたようです。
山に囲まれている地理上、広島中心部から車で20分も経てば山々に囲まれた団地が点在するので、豪雨に伴って土砂崩れが多発したようです。
また、河川に囲まれているので河川の氾濫も招き、幹線道路の通行止めに伴い物資の不足も顕著だったようです。
ただ、そんな時に
全国からボランティアの方々が集まり、
全国各地から義援金の呼びかけがあり、
海外も良いですが、、
世界から賞賛された、サッカーW杯試合後のサポーターのゴミ拾いを見た時と同じく、『日本人っていいな!』と思いました。
さて、話は戻りまして、今回は当院で使用している歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)についてご説明します。
多くの患者さんは神経の治療をされたことがあるかと思いますが、当院では殆ど全ての患者様にこのマイクロスコープを使用しています。
マイクロスコープの写真です。
それでは、このマイクロスコープの世界へ皆様お連れしましょう。
ここからは、言語より視覚ということで写真が多めになります。
まずは、
普通の1000円札です。
これを少し拡大してみますと、
もう少し拡大してみますと、
ここまでは、肉眼の世界です。
それでは、マイクロスコープの世界へ行ってみましょう。
何か隠された文字が見えるでしょうか!?
実は、この花びらの中に
ニ ホ ン
と書いてあるのです。
マイクロスコープでさらに拡大(約20倍)をしますと
造幣局の努力がわかりますよね!
ではなく、絶対に肉眼で見れない細かいところを見る事が可能なのです。
根管治療とは、歯の中の細菌をどれだけ減らせるかというのが重要です。
つまり、このように拡大してみていく、ミクロ単位の細菌を死滅させるとより予後がよくなります。
で、実際の治療途中の歯の写真です。
まずは原寸大です。
拡大すると。
さらに拡大すると、
となります。
しつこいですが、このように顕微鏡を用いて治療することにより再感染を防ぐ事が可能となります。
是非、治療前にお口の中以外も見せてもらうと実感が湧くかもしれません。
最後に、海の日に金沢、大阪と日進月歩進化する新しい歯科知識と技術の研鑽のため行って参りました。
我々歯科医師は、患者さんにより良い医療を提供すべく常に知識と技術のアップデートが必要と改めて実感しました。
尚、栗林歯科医院ではお盆も休まず診療していますでので、お困りなことがありましたら気軽に連絡下さい。
医療法人社団 栗林歯科医院
歯科医師 津島 克哉
記事執筆者

栗林歯科医院 院長の津島 克哉と申します。 医療技術の進歩に伴い、人生100年時代と言われています。 そこで、10年、20年先を見据えた長期予後に重きを置き、一本でも多く歯が残り食事に困らない人生をサポートしていきます。 また、局所的な『歯』を治すだけではなく、『人』『全身』を考えた治療を行うよう、日々研鑽を積んでおります。 大学病院で学んだ、全身管理の知識も生かし、最適な治療を提案いたします。 最後になりますが、私は患者さんとの『対話』も非常に重要であると考えております。 そこで、『心の声』にも耳を傾け、治療を進める上で患者様に納得して頂ける様、丁寧な説明も心掛けております。 どんな些細なことでも結構です。 いつでもご相談下さい。 宜しくお願い致します。