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歯周病予防 〜健康を保つ秘訣〜
今まで歯周病についてお伝えしましたが、
2017年12月に日本歯周病学会があり、
インプラント周囲炎の問題が取り上げられていました。
インプラント周囲炎については、前回窪田院長のブログで書かれているので、
割愛させていただきます。
詳しくはこちらのブログを開いてください。
↓ ↓
みんなが知りたい“歯”のはなし:インプラントにはメインテナンスが大事!!
日本歯周病学会でも発表がありましたが、歯周病で歯がなくなってしまった後に、
インプラントをするとインプラント周囲炎になりやすいです。
そのためにはメインテナンス(検診)で
セルフケア(自己管理:毎日の歯磨き)とプロフェッショナルケア(歯科衛生士管理:歯科医院に行ってクリーニング)
が必要です。
そもそも歯周病にならなければ、歯を失うこともなく、
インプラントを入れた後で、インプラント周囲炎になることもないので、
“ 予防する ”ということが必要です。
栗林歯科医院では3ヶ月に1度、心配な方は2ヶ月に1度の検診(メインテナンス)を行なっております。
また歯周病は歯の周りの顎の骨を溶かしてしまい、支えている骨がなくなると歯が揺れて抜けます。
顎の骨の状態は見た目で判断が付かないので、
1年に1度はレントゲンを撮ることを勧めています。
さらに、お口の中の写真(口腔内写真)も、1年に1度撮影して記録に残します。
細かく写真を撮りわかりやすく説明することができます。
また、過去の写真と現在の写真を比較することが可能です。
歯周病を見つけるるためには、検査が必要です。
歯周病は特に初期の段階では自覚症状がほとんど出ないので、歯科医療機関での検査を受けないと正確な診断をすることはできません。
当院では分かりやすい情報提供と患者様ご自身の理解を深めていただくため、
Dental X(デンタルテン)というツールで、患者様の歯やお口の中全体の状態を
「分かりやすいイラスト付きの診断書」としてまとめたレポートのプリントアウトをお渡ししております。
診療後にご自宅でも確認していただくことで、より深く今の状況を理解していただき、
大切な歯を健康に守っていく環境を一緒につくっていけると考えています。
歯周病の検査はプローブと言われる探針を歯と歯茎の隙間に入れて行います。
歯を支える骨がどれだけあるかを数値化されることで、歯周病の有無を診断します。
検査が終わったら、
当院ではスイス・EMS社製の超音波スケーラーで、歯の表面や歯と歯茎の間にある歯垢や歯石を痛みなく取り除きます。
またスイス・EMS社製のエアフローと呼ばれるクリーニング機器で、
安全性の高いアミノ酸パウダーを歯に吹き付けることにより、虫歯の原因となる歯垢を痛みなく取り除きます。
当院での検診(メインテナンス)はこのような流れで行なっていきます。
しかし、除去した瞬間からすぐに増殖します。
バイ菌を減らして歯周病を悪化させないように、安定させることが大事になってきます。
予防のためには、
セルフケア(自己管理:毎日の歯磨き)とプロフェッショナルケア(歯科衛生士管理:歯科医院に行ってクリーニング)の
2つのケアが必要になります。
2〜3ヶ月に1度の定期検診(メインテナンス)を兼ねた
医院でのクリーニングを行う事が必要です。
記事執筆者

歯科医師の堀口です。 患者様、一人一人が笑顔になって頂けるように治療をさせて頂きます。 よろしくお願い致します。