ホワイトニングって虫歯でもできるの?

こんにちは!歯科医師の和田です。

さて、皆様は年末年始をいかがお過ごしでしょうか?ちなみに私は今、福岡におります。

福岡に帰ってきてまだ2日目ですが、すでに久々の福岡グルメを満喫しております!

美味しい魚、豚骨ラーメン、うどん、明太子、高菜などなど

今日は水炊きからの雑炊、そして年越しそばと食べることばかりなのですが、普段はコンビニ食ばかりなので年末年始くらいは栄養のあるものをしっかりと食べようと思います。

さて、今回はホワイトニングについて書かせていただきます。ホワイトニングについて質問があったので6つに分けて書かせていただきます。

・どの歯でもホワイトニングはできるのか

・神経がない歯を白くする方法

・ウォーキングブリーチについて

・自然な歯の白さとは

・ホワイトニングで、しみる人・しみない人の違い

・虫歯があってもホワイトニングはできるのか

どの歯でもホワイトニングはできるのか

神経がある歯を有髄歯と呼び、神経がない歯を無髄歯と呼ぶのですが、実は有髄歯と無髄歯とではホワイトニングの方法は違います。

有髄歯では医院で行う「オフィスホワイトニングと自宅で行う「ホームホワイトニングがあります。そして無髄歯は「ウォーキングブリーチ」と呼ばれるホワイトニングの方法を用います。

基本的にはどの歯であってもホワイトニングをすることは可能です。しかし、有髄歯であっても大きな虫歯があったり大きな亀裂があったりするとできない場合があります。また、テトラサイクリン歯と呼ばれる変色歯に関しては変色の程度によってはホワイトニングの適応外となります。

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このテトラサイクリン歯の変色の度合いとしては以下の4つに別れていて、F1とF2がホワイトニングの適応となります。

F1:淡い黄色、褐色、灰色で歯冠全体が一様に着色されていて、縞模様は見られない

F2:第1度よりは濃く歯冠全体が一様に着色されていて、縞模様は見られない

F3:濃い灰色、青みがかった灰色で縞模様を伴うもの

F4:着色が強く、縞模様も著名なもの

さらには虫歯の治療したことで残存している歯質が少なくなった歯や補綴物がかぶさっている歯も適応外となります。

神経がない歯を白くする方法

上記の通り、神経がない歯をホワイトニングする方法としてウォーキングブリーチと呼ばれる方法があります。

そもそもの話ですが、神経がない歯がなぜ変色してしまうのかの理由として、歯の内部には歯髄腔と呼ばれる神経がある領域があり、そこには神経と共に血管も存在します。

神経を取る処置を行うと神経と共に血管も取ることになるため、歯は血液から栄養を得ることができなくなります。その結果、栄養が行き届かなくなった歯は次第に黒く変色していきます。

ウォーキングブリーチとは神経の治療後に黒く変色した歯の歯髄腔に白くする薬剤を入れ、漂白して白くするホワイトニング方法です。

しかし、そもそも神経の処置を行う歯というのは虫歯が原因で神経をとる処置を行うことが多いため、虫歯を全て取り切った時にはほとんどの歯質が残っていないことが多く、被せ物などの補綴物による治療が必要なケースの場合が多いです。

ですのでウォーキングブリーチを行う場合、必ずしもできるとは限らないので注意が必要です。

ウォーキングブリーチについて

上記の通りウォーキングブリーチは神経をとる処置を行なった歯が適応です。

歯髄腔内に緊密に根管充填がされているのを確認したのちに、薬剤(30〜35%の過酸化水素水と過ホウ酸ナトリウムの混合されたペースト)を歯髄腔に封入します。

imagesウォーキングブリーチは歯髄腔から直接作用するので確実で効果が高いとされています。しかし、不用意にこの歯髄腔を広げると歯が菲薄になり、術中に歯が脆弱化して割れることがあります。また、歯髄腔内で薬剤が漏出して歯根部に悪影響を及ぼす可能性もあるため、レントゲン写真等で治療後も定期的に経過を診る必要があります。

当然、治療後も薬剤の効果がなくなれば歯は再び黒く変色することもあります。ウォーキングブリーチは1度治療したら終わりの治療ではないことを理解し、定期的なチェックを行いながら診ていく必要がある処置です。

自然な歯の白さとは

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さて、皆さんは真っ白い歯の芸能人に憧れてたりしますか?白ければ白い方が良いと思う方も多いと思います。しかし、度が過ぎたホワイトニングは逆に白さが際立ちすぎて不自然な結果になる恐れもあります。では、自然な白さ、不自然な白さとはどんなものなんでしょう?

ここで重要になってくるのは基準となる歯の白さです。上の写真はシェードガイドと呼ばれ、歯の白さの指標となる色味を、16段階の明るさで並べたものです。左に向かうに従って明るくなっていきます。

ちなみにアルファベットは歯の色みを表していて、数字の若い方が明るくなります。赤系をA、黄色系をB、灰色系をC、濃茶系をDで示しています。つまり同系色で明るい順に並べるとA1、A2、A3、A3.5、A4の順に並びます

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さらに、AからDまでのすべての色を明るい順に並べ直すと、B1、A1、B2、D2、A2、C1、C2、D4、A3、D3、B3、A3.5、B4、C3、A4、C4の順になります。

では自然な白さとはどのくらいでしょうか?一般的に日本人の標準的な歯の白さはA3、A3.5あたりと言われています。ホワイトニングを行なう際に目標とする白さはA1、A2あたりです。ここら辺が自然な白さとされています。

実はこのA1やB1よりもさらに白いW1、W2、W3というのもあります。芸能人の真っ白な歯はおそらくここら辺だと思われます。1324430204

別にA1よりも白い歯がダメというわけでは当然ありません。あくまで指標として自然なレベルでの白い歯を求めるのであればA1A2あたりがよろしいのではないでしょうか。

あ 

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ホワイトニングで、しみる人・しみない人の違い

基本的にホワイトニング後にしみやすい人、しみにくい人と人によって違うというわけではありません。誰でもしみる可能性はあるし、しみない可能性もあります。

あ 

 あ

これは薬剤が歯の神経を刺激することでしみる症状が出ると考えられています。要は知覚過敏症のことです。

あ 

 あ

知覚過敏症が生じた場合はただちにホワイトニングを中止し、知覚過敏症の処置を行ったのちに症状の改善がみられたらホワイトニングの時間を短くして再開し、徐々にその時間を長くしていきます。

あ 

 あ

オフィスホワイトニングの場合、歯科医院で処置を行うので、もし知覚過敏の症状が出ても迅速な対応ができるのに対してホームホワイトニングはご自宅で行うので、知覚過敏の症状が出てもすぐに処置を行えるわけではありません。知覚過敏の症状が出たらただちに歯科医院に連絡を行うようにしましょう。

あ 

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虫歯があってもホワイトニングはできるのか

基本的に虫歯がある場合はまず虫歯の治療を優先する必要があります。また、歯に大きな亀裂がある場合も避けた方がいいでしょう。スクリーンショット 2020-01-01 21.22.05

理由はホワイトニングの際に使用される薬剤は歯の表面のエナメル質と呼ばれる層を透過してさらに内部の象牙質と呼ばれる層まで漂白します。虫歯や大きな亀裂があると象牙質のさらに内部にある歯の神経のある領域にまで影響が出て痛みが出たりしみたりする症状が出る恐れがあります。

あ 

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また、ホワイトニングは天然歯にしか効果がありません。つまり、治療した際に補われた補綴物(レジンや詰め物)はホワイトニングされないため、予めどこまで白くするか、もしくは応急的に虫歯の治療だけしておいて最終的に歯の白さに合わせて補綴物の色合いを決める必要があります。

あ 

 あ

ですのでホワイトニングを行なう前に歯科医師の診査診断を行った上でどのタイミングでホワイトニングを行なうかを話し合う必要があります。

あ 

 あ

さて、ホワイトニングの疑問について多かった内容を中心にお話ししましたが、疑問は解決されたでしょうか?ホワイトニングが気になる方はお気軽にご相談ください。

あ 

 

 

栗林歯科医院

第二診療所院長 和田俊一郎

 

 

 

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入れ歯の3つのポイント!!

カテゴリー:Blog , みんなが知りたい“歯”のはなし , スタッフブログ , 栗林歯科医院コラム 投稿者: 和田 俊一郎

みなさん、こんにちは。

 

栗林歯科医院の歯科医師の和田です。

 

本日は「入れ歯」についての3つのポイントをお話しさせていただきます。

 

1    入れ歯は高齢者だけの治療ではない!

2    入れ歯の種類

2-1  総義歯

2-2  部分床義歯

2-3  入れ歯の材質

2-3-1 プラスチック義歯

2-3-2 スマイルデンチャー/ノンクラスプデンチャー

2-3-3 金属床義歯

3 入れ歯の専門医、松丸悠一先生

 

1、入れ歯は高齢者だけの治療ではない!

 

「入れ歯」と聞くとほとんどの方が「入れ歯=高齢者の治療」と考えるのではないでしょうか。

しかし、虫歯の進行具合や残された歯の状況によって、若い方や中高年の方でも入れ歯による治療が必要な場合が出てきます。

もちろん、治療法としては入れ歯以外にも「インプラント」や「ブリッジ」などの選択肢もありますが、失った歯の状態やコストを考えた場合に「入れ歯」という選択肢を選ばざるをえないこともあります。

 

私の患者様の中にも上記の理由から「入れ歯」を入れた若い方が何人もいます。

もし「入れ歯」を入れなければならなくなった時のために少し「入れ歯」について書かせていただきます。

 

2 入れ歯の種類

 

2-1総義歯

 

「入れ歯」は他の名称として「義歯」と「デンチャー」とも呼びます。

「総義歯」は名前の通り全く歯が無い方が使う「総入れ歯」のことです。

「入れ歯」と聞いてまず想像するのはこれではないでしょうか??

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2-2部分床義歯

 

もう一つは部分的に歯が欠けてる方が使う「部分床義歯」です。

「部分床義歯」に適応外はない為、歯を抜歯した際に上記のように「インプラント」や「ブリッジ」以外で治療する場合は「部分床義歯」で治療することになります。

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上記が歯の欠損数に対しての「入れ歯」の種類になります。

 

2-3「入れ歯」の材質

 

2-3-1 プラスチック義歯

保険診療内

保険診療内で「入れ歯」を作成する場合はこの「プラスチック義歯」になります。保険診療内での治療なので費用は抑えることが可能です。また、プラスチックで作製されてるので修理がしやすいのが特徴です。

しかし、プラスチックで作製されてるので「入れ歯」が割れないようにするために少し厚みがあるのと「部分床義歯」の場合に固定源として歯の欠損部の両隣の歯に金属で固定することになるのですが、場所によっては口を開けた時にその金属が目立ってしまうのも欠点です。
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2-3-2 スマイルデンチャー/ノンクラスプデンチャー

保険診療外

弾力のある樹脂で作製されているのと、一部金属を使用することもありますが、見える範囲では金属を使用していないため審美的に優れています。また、「プラスチック義歯」のように歯の固定にも金属でなく樹脂で行うので口を開けた際にも目立つことはありません。ちなみに「スマイルデンチャー」は「部分床義歯」のみの治療となります。

スマイルデンチャー

2-3-3 金属床義歯

保険診療外

口を開けた際に見えるところ以外は金属で作製されている「入れ歯」です。上記の「プラスチック義歯」と違い、プラスチックではなく金属を使用しているため義歯を厚みを薄くすることが可能なのと、金属なので熱を伝えるのにも優れています。熱を感じることは味覚を感じる上でも必要な要素の一つですので味覚の向上にも優れます。また、装着感も優れているのも特徴です。欠点として金属アレルギーがある方は使用できません。

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以上、入れ歯について細かく説明していきましたが、ご理解いただけたでしょうか?

上記で記したように「入れ歯」と言っても歯の欠損数や使用する材質によって様々な種類があります。

 

3、入れ歯の専門医、松丸悠一先生

 

栗林歯科医院では2016年に総義歯治療専門歯科医師として全国でご活躍されている松丸悠一先生をお招きし、全4回に分けてライブデモンストレーション形式でレクチャーをしていただきました。

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実際に患者様の「入れ歯」の作製を行いながらレクチャーをしていただいたのですが、患者様の希望は「入れ歯でアワビを食べる」でした。

 

「総義歯」で肉料理やアワビのように硬くて弾力性があるものを食べるのは非常に難しいとされています。

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理由は

・「入れ歯」では堅い物を噛むと歯茎が痛くなりやすい

・「入れ歯」と歯茎の適合が良くないと食事中「入れ歯」がカタつく

 

などの理由が考えられます。

 

つまりこの希望を叶えるために口の中に入れても異物感がなく、適合が良く、強く咬んでも粘膜が痛くない「入れ歯」を作製する必要があります。

 

レクチャーでは「入れ歯」作製においてより精度の高い入れ歯を作るべく手順に沿って重要なポイントを教えていただきました。

 

松丸悠一専門医の診療の場合は保険診療外の治療となります。

しかし、保険で入れ歯を作製する上でもこのレクチャーで学んだことを取り入れて診療にあたらせて頂いています。

 

ちなみに「入れ歯でアワビを食べる」という希望は完璧に達成され患者様も非常に満足されていました。

 

もし専門医による診療を希望される方がおられましたら一度ご相談ください。

 

尚、「入れ歯」を入れた後、

・歯茎が痩せて適合が悪くなる

・金具がゆるくなって外れやすくなる

・歯茎の一部に強く入れ歯が当たって痛みがある

 

などの症状が生じることが多々ありますので、調整が必要です。

 

当然ですが、ベストは「入れ歯」のお世話にならないことです。

しかし、もし「入れ歯」による治療が必要になった場合は全力でサポートさせていただきます。

何か気になることがあれば気軽にご相談ください。

 

栗林歯科医院

第二診療所院長 和田俊一郎

 


歯周病、痛くないから大丈夫は間違い!!

カテゴリー:みんなが知りたい“歯”のはなし 投稿者: 和田 俊一郎

明日から4月が始まりますね。

私の実家がある地元福岡では桜が満開だと先日、父親からLINEが来ました。

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浦安でも早く春の暖かさを迎えて欲しいと思う今日この頃です、、、。

さて、今日の内容は歯周病についてです。

当院で歯周病治療を受けた患者様方は歯周病治療の重要性はご理解されてると思います。

特に初診で来院された方でお話をすると、ご自身で思っていた以上に歯周病が進行されていてビックリされる方が結構いらっしゃいます。

多くの方が「痛くなかったから大丈夫だと思っていた。」「痛みが消えたから治ったと思っていた。」と仰ることが多いです。

ここで大事なのが歯周病は自然治癒することはありません

歯周病は『Silent Disease(静かなる病気)』と表現されることがあり、ひどくなるまで病気と自覚されることの少ない病気です。

歯茎が腫れている状態では歯茎は炎症を起こしてる状態なのですが、ここで重要なのが炎症の種類です。

炎症は急性炎症慢性炎症と分けられるのはみなさんご存知でしょうか??

急性炎症は生体内に異常が生じた時、その初期あるいは軽微な異常に対処するために生じる反応を指します。

炎症のが起きると5大兆候と呼ばれる「発赤、腫脹、疼痛、発熱、機能障害」のような症状が起こります。早い話が痛みがある場合は急性炎症の状態だと思っていただければ大丈夫です。

例えば腕とか脚でこれらの症状が出ればすぐにわかりますよね??しかしこれが歯茎だとなかなかわかりません。

慢性炎症の場合、緩やかにかつ持続的に進行している状態を指し、歯周病の症状としてこれに属します。

なので痛みがないからといって油断せず、歯磨きの時に出血してても「痛くないから大丈夫!」と思わないで一度受診することをお勧めします。

 

もし、より詳しく歯周病について知りたい、治療法についても知りたいと思っていただけたのなら当院のスタッフブログでも歯周病について色々と書いてあるので是非読んで見てください!

医療法人社団 栗林歯科医院

和田俊一郎


歯科医師勉強会【11月27日】

カテゴリー:勉強会、セミナー 投稿者: 和田 俊一郎

11月27日に行った歯科医師勉強会の報告です

【内容】

津島克哉先生(本院歯科医師)による全身疾患と歯科医療について

【感想】

11月の歯科医師勉強会は津島克哉先生による全身疾患と歯科医療についての勉強会を歯科衛生士チームと合同で行いました。糖尿病や高血圧症といった生活習慣病と歯科との関わりや代謝異常に対しての投薬禁忌の話。緊急時の歯科医師の対応についてと過去に大学病院で口腔外科に所属していた津島先生ならではの内容で非常に濃密な勉強会となりました。患者様方が安心安全に診療に当たれるよう我々栗林歯科医院の歯科医師、歯科衛生士チーム一丸となって役立てたいと思います。

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Let’s 無菌化!ラバーダムシート!!

カテゴリー:みんなが知りたい“歯”のはなし 投稿者: 和田 俊一郎

今年も残すところあと1ヶ月ですね。

年々、1年間の時間が短く感じるようになってきている今日この頃です。

これから忘年会シーズン突入なので身体を壊さないようにほどほどに楽しむようにしたいと思っています。

さて、当院で根管治療の際にラバーダムシートを徹底していることはこちらのブログでも書かせていただいてます。

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初めて根管治療を行う際、ラバーダムシートについて説明すると、大体の方が「ラバーダムシート??」「何で必要なんですか??」となることが多いでこちらのブログでも説明させていただきます。

ちなみにラバーダムシートの利点としては

①無菌処置が可能・・・唾液の中に含まれる細菌の侵入を防ぐ

②術野の明示・・・ラバーダムがなければ舌や頬を片手で抑える必要がありますが、ラバーダムをすることで患歯を邪魔されず両手が使えます。

③防湿ができる・・・乾燥した環境下で治療が可能になる。

④器具の誤飲を防ぐ・・・治療に使用する器具の誤飲を防ぎます。

⑤強い殺菌力の消毒液が使える・・・患歯の周りの軟組織に強い殺菌力の消毒液が漏れたりすることを防ぎます。

⑥周囲組織の保護・・・治療に使用する器具による軟組織に傷がつくことを防ぎます。

が挙げられます。


ラバーダムシートを使用することで根管治療の成功率はかなり変わります。

当院では根管治療の際はラバーダムシートの使用を徹底させていただいております。また、保険診療内で行なっております。

その他にも何かご不明点のある方は気軽に一度ご相談ください。

 

 

 

 

医療法人社団 栗林歯科医院

歯科医師 和田 俊一郎


歯科医師勉強会 【10月23日】

カテゴリー:勉強会、セミナー 投稿者: 和田 俊一郎

10月23日に行った歯科医師勉強会の報告です

【内容】

宮下裕志専門医による歯内療法の症例ディスカッション

【感想】

10月の歯科医師勉強会は宮下裕志専門医をお招きして当院のドクターによるケースプレゼンテーションを行い、ディスカッションを行いました。発表者は和田ドクターがエンド・ペリオについて、津島ドクターが初期虫歯の診断について、堀口ドクターが歯根端切除術いついて、理事長が歯根破折についてと4名が各々のテーマに沿って発表を行いました。宮下裕志専門医の確かなエビデンスを基にしたお話は、知り得る情報から確実に正しい診断を行うことの重要性を再確認し、日頃の治療を見直す最高の機会でした。より患者様方が安心安全に診療に当たれるようこの経験を役立てたいと思います。

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歯科医師勉強会 【9月27日】

カテゴリー:勉強会、セミナー 投稿者: 和田 俊一郎

9月27日に行った歯科医師勉強会の報告です

【内容】

多保専門医によるインプラントの基礎知識、必要最低限の審査診断、検査内容の確認

【感想】

9月の歯科医師勉強会は『専門医に紹介する際、適切な診査・診断ができるようになる』を目的として、多保専門医に講義していただきました。特にインプラント治療における骨造成を目的としたリッジプリザベーション、GBRが必要な症例の際に専門医に紹介、もしくは症例相談する場合に必要な検査項目を再確認しました。特に印象に残ったのはインプラント治療におけるガイデッドサージェリーの重要性についての話で、インプラントに慣れたドクターこそやるべきであることと、治癒の過程でどのような行程を経て創傷部が治っていくかを正確に理解していなかったことでした。日々の診療でまだまだ足りないことが多いと痛感させられました。より患者様方が安心安全に診療に当たれるようこの経験を役立てたいと思います。

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歯科医師勉強会 【8月21日】

カテゴリー:勉強会、セミナー 投稿者: 和田 俊一郎

8月21日に行った歯科医師勉強会の報告です

【内容】

インビザライン(マウスピース矯正)

【感想】

8月の歯科医師勉強会はインビザラインの業者の方をお招きして勉強会を行いました。現在、栗林歯科医院ではワイヤーを用いた歯科矯正をメインとして行なっていますが、今後はインビザラインを導入して、ケースによって使い分けて矯正治療を行う予定です。まだまだ学ぶべきことも多く、かつどのようなケースで用いるべきかなどスタッフ間で熱い討論が繰り広げられてとても有意義な時間を過ごすことができました。


麻酔後の注意点について

カテゴリー:みんなが知りたい“歯”のはなし , スタッフブログ 投稿者: 和田 俊一郎

最近、暑い日が続いておりますが皆様はどうお過ごしでしょうか。

先日、数年ぶりに自分自身の歯の治療をしてもらったのですが、自分が患者さん側の立場になって治療されると色々と考えることがありました。

特に治療の後に麻酔が効いてる状態で過ごしてみると、中々の不快な時間であり、その後の食事もあまり美味しく感じなかったですし、自分自身毎日のように患者さんに麻酔を行って患者さんにこのような思いをさせていたのかと考えさせられました。

なので今日は麻酔を行った場合の治療後の注意点と中々麻酔が効きにくい場合の原因について書かせていただきます。

◎治療後の注意点

よく患者さんに聞かれる質問としては治療後に食事をしていいか?です。基本的に食事したらダメではありません。ただ、麻酔をした後は治療した場所の付近の感覚が鈍っていたり感覚がないため誤って粘膜を咬んだりしても咬んだことに気づかない事が多いです。また熱いものを食べて火傷をしても気づかないことも考えられます。これらのことが起こると麻酔が切れた後に痛みの原因になることもありますから、食事をすぐに行う必要がないのであれば麻酔が切れるまで待つことをオススメします。

◎小さいお子さんの場合の注意点

小さいお子さんの場合、麻酔が効いてて感覚がないことが気になり、掻きむしったり咬んだりすることで麻酔が切れたあとに痛みを訴えたり、治療したところが腫れたりすることがあります。特に麻酔が治療部位周辺にまで及んでることで唇を咬んだりしても痛みがないことからかなり強く咬みしめたりすることがあります。なので治療した次の日に急患で診るようなケースもたまにあります。お子さんの治療の後は麻酔が切れるまで注意して見守りましょう。

◎中々麻酔が効きにくい人に見られる傾向

①歯周病が進行してる場合

皆さんpHって昔習いませんでしたか?pHが低いと酸性で高いとアルカリ性と習いましたよね?実は歯茎が炎症を起こしていると歯茎は酸性環境下になっています。基本的に多くの歯科医院で使用している麻酔はアルカリ性です。つまり炎症がある環境下で麻酔しても酸性とアルカリ性が中和してしまいあまり麻酔が効かない状況になります。

②骨が密になってる部位

実は麻酔は歯に直接麻酔するわけではなく骨の外側、つまり粘膜と骨の隙間に麻酔をします。骨の中には無数の穴が開いているので、麻酔液がだんだんしみこんで、歯に到達するという仕組みになっています。例えば骨が厚く、穴が少ないところは麻酔液がなかなかしみ込みこんでいきません。上顎の骨に比べて下顎の骨は非常に密になってるため下顎の歯は上顎の歯に比べて麻酔が効きにくいことはあります。

③急性症状で痛みが強い時

急性症状とは炎症が原因で痛みが生じている状態です。炎症の原因が歯肉炎によるものなのか、歯の根っこの先に膿が溜まっているからか、そもそも虫歯がかなり進行しているからかと原因は様々ですが急性症状が強い場合は麻酔が効きづらいことがあります。また、治療中に麻酔があまり効いていなくて追加で麻酔をしても結局あまり麻酔が効かないこともあります。これは痛みによるストレスが原因で脳の痛みに対するフィルター処理が低下し痛みを感じやすくなることが要因です。専門的に言うと疼痛閾値の低下と呼ばれます。つまり緊張やストレスを感じないようにするのも麻酔を効かせるために必要な要素だと言えます。

自分自身でも体験して改めて感じましたが、治療されることはかなりのストレスと不安を伴います。それは専門家である我々でさえもそうですから一般の方々からしたら不安やストレスは相当なものだと思います。上記した通り緊張やストレスは麻酔の効き具合にも左右されますから、我々スタッフ一同皆様が少しでもリラックスして治療に当たられるよう努力していきたいと思います。


歯科医師勉強会 【7月10日】

カテゴリー:勉強会、セミナー 投稿者: 和田 俊一郎

7月10日に行った歯科医師勉強会の報告です

【内容】

堀口先生によるスウェーデン、イエテボリ大学研修の報告

【感想】

7月の歯科医師勉強会は堀口先生によるスウェーデンのイエテボリ大学研修の報告が行われました。スウェーデンは歯科予防大国としても知られており、また世界の歯周病治療を牽引する歯科医師ならば誰もが知る大学です。今回、堀口先生はイエテボリ大学の歯内療法(神経の治療)の研修に参加され世界の最先端かつエビデンスに基づく学術を学ばれてきました。歯内療法(神経の治療)は我々歯科医師が行う基本的な治療であり、奥深く、歯の神経の形態によっては難易度も変わるとても重要な治療です。イエテボリ大学のエビデンスに基づく高い信ぴょう性のある考え方を学びながらスタッフ間で熱い討論が繰り広げられてとても有意義な時間を過ごすことができました。