指しゃぶりは、赤ちゃんにとって安心するための自然な行動ですが、長く続くと歯並びやかみ合わせに影響することがあります。
特に前歯が出てきたり、開咬(前歯がかみ合わない状態)になったりするため、4歳頃までにはやめるのが理想的です。
とはいえ、無理にやめさせるのは逆効果。そんなときにおすすめなのが絵本『ゆびたこ』です。
指しゃぶりを続ける男の子の指に、ある日“たこ”ができて話しかけてくる、ちょっと怖くてユーモラスなお話。
子どもが自分の意思で「やめようかな」と思えるようになるきっかけになります。
読むことで、無理なく指しゃぶり卒業に向かえる子も多いので、ぜひ寝る前の読み聞かせなどに取り入れてみてくださいね。
心配な方は歯科での相談もお気軽にどうぞ。