食べる量が知れる「手計り栄養法」

今回は、手計り栄養法についてご紹介します。

1.手乗り栄養法とは

手計り栄養法とは、自分の手を使って、1日に食べる量を決める方法です。

手の大きさは人それぞれ体格や身長によって違います。
そのため、自分の食べる適正量の目安を、手を使って簡単に知ることができます!

食品ごとに目安量が違うためそれぞれ紹介していきます。

2.主食

まずはごはんやパン、麺といった主食です。
ごはんは、軽く握ったこぶし(卵1つを握ったくらい)サイズが目安です。
パンや麺は、これより一回り大きいサイズを目安にしましょう。

3.主菜

次に肉、魚、卵、大豆製品といった主菜です。
これらは、1食あたり手のひらに乗るサイズが目安です。
1日に肉、魚、卵、大豆製品が満遍なく摂れるとさらに良いです。

4.野菜・果物

次に、野菜と果物です。
野菜は、1食あたり生野菜だと両手1杯分、加熱した野菜だとかさが減るため片手1杯分が目安です。

果物は、1日あたりぎゅっと握ったこぶしサイズが目安です。
果物は摂りすぎると血糖値の上昇や肥満の原因になってしまうので、過剰摂取に気をつけましょう。

5.油脂類

次に、油脂類です。
油、バター、マヨネーズといいた油脂類は、1日あたり親指と人差し指で輪っかを作った大きさが目安です。
揚げ物や炒め物などの油を使った料理は、1日に1回までにできると良いです。

6.お菓子

最後にお菓子です。
お菓子は、種類ごとに目安が違います。
和菓子は親指と人差し指で輪っかを作った大きさで、洋菓子は手のひらに乗る程度、スナック菓子は片手に乗るサイズが目安です。

お菓子は、1日あたりこれらのどれかを目安に選びましょう。

手計り栄養法を行うことで食べる量を知るだけでなく、今の食生活を見直すこともできます。

主食・主菜・副菜をバランスよく摂り、さまざまな栄養素を取り入れましょう!

〈参考文献、引用〉
一般財団法人 新潟健康増進財団

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