むし歯になりにくいおやつの食べ方4選

1.おやつを食べる時間・量を決める
2.おやつの内容を変える
3.おやつを食べた後は歯みがきを行う
4.甘い飲み物を飲む時間を決める

おやつはむし歯になりやすいイメージがある方もいらっしゃると思いますが、食べ方や食べるものによっては、むし歯を予防することができます!
今回は、むし歯になりにくいおやつの食べ方を5つ、ご紹介します。

1.おやつを食べる時間・量を決める

おやつを食べる時間・量を決めることが大事です。
砂糖が含まれた甘いおやつは、ミュータンス菌というむし歯菌のエサになります。むし歯菌は、酸を出すことで歯を溶かします。

むし歯菌のエサである甘いものをダラダラ食べてしまうと、お口の中に砂糖が入っている時間が増え、むし歯になりやすくなってしまいます。
そのため、おやつを食べる際はお皿やコップに1回分の量を分け、食べる時間を決めましょう。

むし歯の原因について詳しくはこちら

2.おやつの内容を変える

おやつを食べる際は、歯に良いおやつの内容にするのもおすすめです。

ー歯に良いおやつー
1)カルシウムが含まれたもの(歯を丈夫にしてくれるため)
2)キシリトールが含まれたもの(歯を丈夫にしてくれるため)
3)噛みごたえのある食べ物(唾液が分泌されるため、よく噛むことで顎が鍛えられるため)
4)甘くないおやつ(野菜や小さいおにぎりなど)

などがあります。
甘くないおやつはお子様の場合は特に、栄養のバランスを補うこともできます。

キシリトールについての詳細はこちら

ー歯にあまり良くないおやつー
5)粘着性の高い食べ物
6)飲み込むまでに時間がかかる食べ物

飴やキャラメルなど、歯にくっついたり、飲み込むまでに時間がかかるものは、歯に対しては、あまり良くないおやつと言えます。

その代わりに、果物や野菜類を摂取するなど、おやつに対しての工夫ができると、よりむし歯になりにくい習慣になります。

3.おやつを食べた後は歯みがきを行う

食事中とその直後は、誰でも歯が溶けている時間が必ずあります。
食事の回数が多い方、食事時間が長い方、糖分を多く摂取する方は、その度に歯が溶けている時間が長くなるため、むし歯になりやすくなります。

おやつを食べた後はそのままにせず、歯みがきを行いましょう。
食べたら磨く、ということを習慣にすることが大事です。

4.甘い飲み物を飲む時間を決める

スポーツ飲料や、乳酸菌飲料を必要な時以外に飲まないことが、むし歯になりにくい生活習慣につながります。

また、飲み物は手軽に摂取しやすいですが、特に就寝前や睡眠途中に、糖分が含まれた飲み物・食べ物の摂取は控えましょう。

おやつの食べ方・飲み方1つ変えることで、少しずつむし歯になりにくい生活習慣をつくることができます。
工夫をして、むし歯知らずの習慣を身につけましょう!

栗林歯科医院 歯科衛生士 監修

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