【理事長が解説】知らないと損する!顎関節症の新しい治療法2

今回は、噛み合わせに特化した被せ物の作り方について、ご紹介します!

1.お口の中を再現した状態での作成
2.顎の位置と動きと骨格を再現

患者さんの仮歯や最終的な被せ物を作る職業に、歯科技工士という人たちがいます。
歯科技工士さんが作製する時は、患者さんの口の中を見ることができません。
歯科技工士さんの理想は、口の中で正確な物を作ることです。
しかし、ずっと口の中を開けてはいられないですし、拘束時間的にも非効率ですよね。


 
そこで、重要なのが、模型です。
お口の中では、後ろから見ることはできませんが、模型にすると、噛み合わせを後ろから確認できます。
 
この模型を参考にして、お口の中に入れた時に噛み合わせが合った被せ物を作ります。
 

2.顎の位置と動きと骨格を再現
模型の作り方も様々ですが、より正確に、より精密にするために、栗林歯科医院では、色分けしたワックスアップというものを使用しています。
これを作成することで、患者さんへご説明する際、どの部分が噛み合っていて、どの部分が顎を横に動かしたら引っかかるのか、従来の説明よりも、分かりやすくすることができます。


 
これが、そのワックスアップ(歯を作る前の工程)です。
色分けしているので、歯科医師と歯科技工士の会話も模型でできます。
この模型を作るのに、咬合器というものを使用します。


 
この咬合器で、3つの再現ができます。

1)患者さんの顎の位置を再現
2)患者さんの顎の動きを再現
3)患者さんの骨格に合わせた理想の噛み合わせを再現

この方法はスラビチェックコンセプトと言われています。
このシステムを取り入れている日本の歯科医院は多くはありません。

僕は、この講師も行っているので、噛み合わせに関しての治療を得意分野としています。 
 
患者さんにとって大事なのは、病気と健康の見極めを行うことです。
ご自身の噛み合わせが病気と健康かどうか調べたい方、悩んでいる方はぜひお気軽にご相談ください!

栗林歯科医院 歯科医師 監修

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