インプラント治療 その1

今回は「インプラント治療」について投稿します。

今、世の中に多くのインプラント治療が広がっており、実際にインプラントをされた患者様の声やインターネット等、たくさんの情報が流れています。
多くの情報がある中で、

「情報がたくさんありますが、結局のところどうなのですか!?」
「ニュースでこんな報道がありましたが・・・」

といった質問もよく聞くようになりました。

そこで、インプラントについての正しい知識を得ていただき、インプラントを考えていらっしゃる方々に少しでも参考になればと思い、この記事を書かせていただきました。

1.インプラントはなぜするのか?
2.インプラント治療の実際の手順

上記項目について、順番に説明していきたいと思います。
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1.インプラントはなぜするのか?

まず、お口の中の治療で考えなければならないのは、虫歯・歯周病・噛み合わせ・予防です。
虫歯や歯周病によって、歯を抜かなければならなくなった場合に、 インプラント治療は、歯を失った箇所にインプラントを入れることにより、噛み合わせを再構築させるために行います。

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歯科治療の最終ゴールは、噛み合わせの再構築です。
歯を1本でも失い放置すると、上記の図にあるように歯が移動してきてしまい、噛み合わせの崩壊が始まっていきます。
噛み合わせの崩壊は、噛む力が衰える・食べ物が詰まりやすくなるといった支障をきたし、虫歯や歯周病はもちろん、顎周辺の筋肉の痛みや炎症を引き起こす顎関節症など、さまざまな問題が生じてきます。
インプラント治療は、その崩壊を未然に防ぎ、かつ入れ歯とは違い天然歯と同じような噛み合わせを再現する、ということを可能にする治療方法になります。
他にも歯がない箇所への治療方法はありますが、それは3の項目で記述します。

2.インプラント治療の実際の手順

では、実際にどのような手順で行うのか?を説明いたします。

①インプラント精密検査

レントゲン撮影、型取り、模型作成等を行い、診査診断を行います。

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②インプラント1次オペ

歯が無い箇所の歯肉を切開し、その部分の骨にインプラントを入れていきます。
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切開した部位を縫い合わせ、骨とインプラントが結合するまで2〜3ヶ月ほど待ちます。

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③インプラント2次オペ

歯ぐきに埋まっているインプラント部分にキャップを付けていきます。
歯ぐきが治るまで1〜3ヶ月ほど待ちます。

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④インプラントの被せ物を装着

型取りをして、被せていきます。

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※この後、メインテナンスへ移行していきます。

栗林歯科医院 歯科医師 監修

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