インプラント手術の流れ

Step 11次手術:下部構造の埋め込み

インプラント体で歯根を再構築します。
歯茎を切開し、埋入部の顎の骨にドリルで穴をあけ、インプラント体を埋め込みます。

※血圧・脈拍・心電図・酸素分圧などの全身状態の管理のもと、局所麻酔を用い手術を行います。

Step 2縫合・治癒期間

埋め込まれたインプラント体を覆うように歯茎を縫合します。
インプラント体と骨がしっかりと結合されるまで、上顎で4~6ヶ月、下顎で3~4ヶ月の治癒期間を設けます。

※治癒期間は年齢や骨の質などにより個人差があります。

Step 32次手術:再切開と治癒期間

インプラント体の上部のみを突出させるために、歯茎を再切開します。
インプラント体の上部に、人工歯を連結するためのアバットメントを装着し、歯茎が安定するまでこの状態で治癒期間を設けます。

Step 4上部構造の作製と装着

お口全体の型取りを行い、人工歯を作製します。
完成した人工歯をアバットメントに装着します。


特殊なオプション手術

即時埋込

抜歯後にインプラント治療を行う場合、これまでは抜歯、インプラント体下部構造の埋入、アバットメントの装着という3回の手術が必要で、治療も約1年間と長期にわたるものでした。即時埋込は、抜歯した当日にインプラント体を埋め込み、仮歯まで装着する術式です。通常は、抜歯後に歯槽骨の再生を待ってから、再度歯茎を切開してインプラント体を埋め込みますが、この術式ではそれが不要となり、手術が1回で済み、歯茎を新たに切開しないため、腫れや痛みが軽減されることや、治療期間が最大で半年間削減できること、歯茎が減退することなくラインが保たれるため審美的な仕上がりに優れるなど、さまざまなメリットがあります。特に審美性が求められる前歯では、通常の手法では難しい前歯の歯間乳頭部の再現が可能となり、より自然で美しいお口まわりを実現します。ただし大変デリケートな手術なので、高度なテクニックをもった専門医が施術にあたらなければならないこと、患者様が糖尿病などの全身疾患を患っている場合や、重度の歯周病の症状が見られる場合であったり、歯槽骨の量や厚みが十分でない場合は、この術式を選択する事はできないなど、手術前にいくつかの条件をクリアする必要があります。

即時埋込 before
即時埋込 after

骨造成

インプラント体を埋め込むために必要な骨の厚みが十分でない場合は、骨移植や骨補填材の填入などのオプション手術によって骨を造成します。移植する骨があまりに多い場合や、重篤な糖尿病疾患がある場合は処置が行えません。