サイナスリフト

適用箇所
上顎の奥歯の骨
適用症例
歯槽骨頂から上顎洞底までの距離が6mm以下の極度な骨量不足
処置時期
〈3mm以下の症例〉インプラント1次手術前 ※下記掲載手順
〈3〜6mm以内の症例〉インプラント1次手術時

Step 1上顎洞側壁骨の除去と上顎洞粘膜の挙上

上顎洞側壁骨の一部を取り除いて小窓をあけるために、歯茎の外側から切開します。開いた小窓から専用器具を挿入し、上顎洞粘膜を洞底部から剥離し、骨補填材を填入するスペースを確保するために押し上げます。

Step 2骨補填材の填入

上顎洞粘膜を押し上げてできたスペースに骨補填材を填入し、歯茎を縫合します。骨補填材が成熟して硬い骨になるまで、この状態で6ヶ月の治癒期間を設けた後、インプラント1次手術を行います。

Step 3インプラント体の埋入

骨補填材の成熟度を確認し、インプラント1次手術を行います。インプラント体埋入部の歯茎を切開してドリルで骨に穴をあけ、インプラント体を埋め込み、歯茎を縫合します。インプラント2次手術まで、6ヶ月の治癒期間を設けます。


ソケットリフト

適用箇所
上顎の奥歯の骨
適用症例
歯槽骨頂から上顎洞底までの距離が7mm以下の中等度の骨量不足
処置時期
インプラント1次手術時

Step 1埋入窩の形成

インプラント1次手術の手順と同様に、インプラント体埋入部の歯茎を切開してドリルで骨に穴をあけます。

Step 2上顎洞粘膜の挙上と骨補填材の填入

埋入窩から専用器具を挿入し、上顎洞粘膜を洞底部から剥離し、押し上げてできたスペースに骨補填材を填入します。

Step 3インプラント体の埋入

インプラント体を埋め込み、歯茎を縫合します。インプラント2次手術まで、骨補填材が成熟してインプラント体と結合するために4〜6ヶ月の治癒期間を設けます。


ソケットプリザベーション

適用箇所
全ての歯
適用症例
インプラントやブリッジ治療前に、患部の抜歯が必要とされる場合。
抜歯後の骨吸収や歯茎の後退を最小限に抑えます。
処置時期
抜歯時

Step 1抜歯

周りの骨を壊さないように注意しながら抜歯します。

Step 2骨補填材の填入と縫合

抜歯窩に骨補填材を填入します。患部をコラーゲン膜で覆い、縫合します。骨補填材が成熟して硬い骨になるまで6ヶ月の治癒期間を設けます。

Step 3骨補填材の成熟

治癒期間後に骨補填材の成熟度と患部の骨の量を確認し、インプラントやブリッジ治療に必要な精密検査や前処置を行います。


GBR -Guided Bone Regeneration-

適用箇所
全ての部位
適用症例
インプラント体埋入部に、インプラント体を支えるために必要となる十分な骨の量がない場合。
処置時期
〈重度の骨欠損〉インプラント1次手術前
〈軽度の骨欠損〉インプラント1次手術時 ※下記掲載手順

Step 1骨欠損部の確認

CT検査で患部の状態を撮影します。そのデータを基に手術シュミレーションを行い、補充する骨の量や位置を確認します。

Step 2骨補填材の填入と縫合

骨欠損部に、骨補填材を填入します。患部を覆う吸収性コラーゲン膜をチタンピンで固定し、その上から歯茎を被せるように縫合します。骨補填材が成熟して硬い骨になるまで6〜9ヶ月の治癒期間を設けます。

Step 3骨補填材の成熟

治癒期間後にチタンピンを取り除き、骨補填材の成熟度と患部の骨の量を確認し、インプラント治療に必要な精密検査を行います。